四種混合の接種開始が生後2か月からに

 2023年4月1日から、百日咳を含む四種混合ワクチンの接種開始月齢が、生後2か月に変更されます。百日咳にかかると咳が止まらず呼吸ができなくなり、生後6か月以下の子どもでは亡くなることもあります。今までは3か月からでしたが、1か月早くなります。四種混合ワクチンは、欧米の先進国ではほとんど2か月からの接種でした。日本では昔の治験で3か月からでしたので遅れていましたが、これでやっと世界標準と同じレベルになりました。

 接種間隔と接種回数は今まで通りです。予防接種のことでわからないことがありましたから、いつでもご相談ください。