子宮頸がんは毎年約10000人の方がかかり、年間約2900人の方が亡くなっています。これは年間の交通事故でなくなる方とほぼ同じで、重大な病気です。2020年のスウェーデンの167万人の追跡調査では、子宮頸がん(HPV)ワクチンを接種していないと、10万人当たり97人がかかり、17歳未満で接種すると10万人当たり4人に減り、大きな予防効果が明らかになっています。下記に図を示します。
これをうけて、国は令和4年4月から積極的な接種勧奨を再開しています。平成9年4月2日以降に生まれた方(25−26歳)までの方、約9学年分の方は、キャッチアップ接種といって、令和7年3月31日まで、無料でワクチンを接種することができます。わからないことがあれば、当院の方へおたずねください。
鹿児島市のHPは下記です。 https://www.city.kagoshima.lg.jp/kenkofukushi/hokenjo/hoyobo-kan/kenko/kenko/ryuko/shikyu.html
